介護保険を利用した福祉用具の購入

about buy

「特定福祉用具販売」と呼ばれ、直接肌に触れるものや使用することで品質に変化が出るものなど、レンタルに向かない6品目の福祉用具は介護保険を利用して購入することができます。レンタルではないため、気兼ねなく使える点が特徴です。

自己負担額

要介護認定を受けた方は、原則1割(※1)の自己負担額でサービスを利用することができます。

介護保険適用 介護保険適用(支給限度額を超えた場合) 通常(介護保険適用外の場合)
原則1割(※1) 支給限度額を超えた分の全額 全額
  1. 一定以上所得者の場合は、2割または3割自己負担

支給限度額(年間)

4月1日から翌年3月31日までの1年間で10万円までを支給の限度額となります。
限度額を超えた分は全額自己負担となります。

年間(4/1~翌3/1まで) 100,000円

販売対象種目

items subjected
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腰掛便座

便器の上に置いて高さを補ったり、立ち上がりを補助する福祉用具です。和式便器を腰掛式に変換するものや便座、バケツ等からなる移動可能な便器(ポータブルトイレ)も対象となります。

自動排泄処理装置の交換可能部品

自動排泄処理装置の交換可能部品

「レシーバー」「チューブ」「タンク」等の尿や便の経路となるもので、容易に交換できる部分を指します。

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排泄予測支援機器

利用者が常時装着した上で、膀胱内の状態を感知し、尿量を推定する福祉用具です。一定の量に達したと推定された際には、排尿の機会をご本人または介護者に自動で通知します。

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入浴補助用具

入浴時の座位保持、浴槽への出入り等の補助を目的とする福祉用具です。「いす」「手すり」「台」「すのこ」「介助ベルト」等が挙げられます。

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簡易浴槽

居室などで入浴を行うための福祉用具です。「空気式」「折りたたみ式」「立て掛け式」等で容易に移動・収納ができるものを指し、「ポータブル浴槽」とも呼ばれています。

移動用リフトの吊り具部品

移動用リフトの吊り具部品

移動用リフトを使用する時に身体を包み込んで持ち上げる部分を指します。なお、移動用リフト本体は介護保険を利用してレンタル(福祉用具貸与)することができます。

  • 福祉用具によっては、介護保険の給付対象種目のうちであっても、一定の条件を満たす必要があります。

購入の流れ

flow

step 01

ご相談・お問い合わせ
ご相談ベースでも構いません。まずはお気軽にお問い合わせください。

step 02

福祉用具選びのアドバイス
ケアプランに基づいて、販売対象品の中から選定します。選定に際して、福祉用具専門相談員からアドバイスを受けながらご相談できますのでご安心ください。

step 03

福祉用具の納品とご購入
選定した福祉用具は、ご指示を受けた場所と日時へお届けにお伺いします。併せて代金をお支払いいただきます。支払い方法は「償還払い」と「受領委任払い」があり、「償還払い」が一般的です。お住まいの市区町村により異なる場合があります。
償還払い
まずは一度購入費用の全額をお支払いいただきます。その後、支給申請を行い保険給付分(9割~7割)を受け取る方法です。
受領委任払い
初めから購入時に購入費用の自己負担分(1割~3割)のみを事業者(わち福祉用具店)にお支払いいただきます。その後、購入者の委任に基づき、購入費用の保険給付分(9割~7割)が事業者(わち福祉用具店)に支払われる方法です。

step 04

支給申請
必要な書類等を揃えてお住まいの市区町村へ支給申請をします。必要書類は、お住まいの市区町村により異なる場合があります。
  • 福祉用具購入費申請書
  • 領収書
  • 購入した福祉用具が分かるパンフレットや写真等

step 05

保険給付
後日、市区町村より指定口座に保険給付額(9割~7割)が振り込まれます。

福祉用具の購入の流れは、お住まいの市区町村によって異なる場合があります。まずはお気軽にご相談ください。